i ro seのシームレスウォレットでミニマルなくらしを

カード、レシート、小銭、お札…整理整頓が苦手な私の以前の財布はいつも苦しそう。
そんな私を救ってくれたお財布、i ro seの「SEAMLESS SHORT WALLET 」についてお話します。

財布の中身は心をうつす

財布や鞄の中はその人の心をうつすものだと私は考えています。
ひどく落ち込んでいるとき、財布をのぞくと決まってレシートや不必要なカードなどが乱雑につめられていて、かわいそうなくらいパンパンに膨らんでいました。

そもそも入るゆとりがあるから詰め込んでしまうのではないか、と考えた私は
ずっと長財布を使っていましたが二つ折りの財布に変えようと決意。
たくさん収納できて取り出しやすい、そんな長財布の便利さを手放すには勇気がいりましたがこのままではいけないという気持ちのほうが強かったのです。

ちなみに以前使っていた財布はANVOCOUEUR （アンヴォクール）のロングウォレット。
がま口がかわいらしく、財布だけをクラッチバッグのように使ってもおしゃれですてきな財布です。
財布だけを持ち歩いたり、財布に収納力を求める方にはとってもおすすめの財布ですよ。

二つ折り財布を探す旅

二つ折りの財布、とひとくちに言っても様々なブランドから色々なデザインの財布が売られています。
財布を探す上で私が重視したのはこちら。

• 派手じゃない、シンプルかつミニマルなデザイン
• ロゴが主張しないもの
• 汚れに強い素材であること
• 収納力が高すぎないもの

有名ブランドの出している財布は、ロゴの主張が激しくわたしはあまり得意ではありませんでした。
できれば、パッと見ただけではどのブランドなのかわからない程の慎ましさが欲しい。

また、雨の日や日頃の摩擦などにもある程度耐えてくれる素材であることも条件でした。
購入時はきれいな色でも、使っていくうちに黒ずんだり破れたり、なるべくそうならない素材を選びました。

収納力に関してはありすぎると詰め込んでしまう性格のため、それを予防する意味合いもかねて…。

最小限、最低限、そんなお財布がいい

日常で使う道具はどうしても「機能性」や「利便性」を求められます。
１つの商品でいくつもの使い道があったり、使い方は１つでも収納がたくさんあったりと使う人が得だと思えるよう作られていますよね。

最近はIT機器も以前より格段に普及が進んでいて、周りには便利なものが溢れています。はじめはその便利さに感動し、世の中の成長のスピードに驚いていましたが
最近なんだかその便利さに疲れを感じるようになりました。

いろんな使い方がある、たくさんの事ができる、それはすごいことでとても生活を豊かにしてくれます。
だけどそうじゃなくていい部分もあると思います。
私の場合は、財布に多くの機能を求めずにシンプルなものを、という考えでした。

理想の財布、SEAMLESS SHORT WALLET

すべてを満たす、理想のウォレット

そんなこんなでゆるーく理想の財布を探し続けていた私ですが、ついに条件すべてを満たす、理想の財布が見つかりました。

それがi ro seのSEAMLESS SHORT WALLETです。

シームレス、日常生活でたまに聞く機会があるかないか絶妙な単語ですね。
どういう意味なのか、改めて調べてみました。

シームレスとは、途切れのない、継ぎ目のない、縫い目のない、などの意味を持つ英単語。“seam” （繋ぎ目、縫い目）に接尾辞 “-less” （～の無い）を連結した単語で、複数の要素が繋ぎ合わされている時に、その繋ぎ目が存在しない、あるいは、認識できない、気にならない状態のことをいう。

e-Words

このiroseの財布の場合、「継ぎ目のない、縫い目のない」という意味を汲んでいるんだと思います。
というのも、この財布の最大の特徴が「１枚の革を縫製せず、折りたたんで作っている」んです。

できることは多くなくていい

１枚の革を折りたたんで作る、と言葉だけ聞くとすごく簡単なつくりに思えますよね。
ですがこのお財布、手にしてみるとなかなか複雑に、使う人のことを考えて作られていることがわかります。

それでいて、余計な機能はついておらず、小さなストレスがかからないところが素敵。
例えば金属のファスナーで開閉するお財布は、開け閉めの際にひっかかりがあるとイライラしてしまいませんか？私はそういう少しのラグがすごくストレスになったりします。

iroseのこのお財布はシンプルなつくりだからこそ、そういった細かなパーツも使用しておらず小さなストレスが生まれにくい気がします。シンプルだからこそ、故障や破損の危険性も低いですしね。

あ、モノに多くを求めなくたって、
できることは多くなくたっていいんだな。

そう思わせてくれるお財布だなあ、と思います。

魅力的なカラー、そして素材

iroseのプロダクトになぜこんなに惹かれるのか。
商品のブランディング力や、細かなところから感じるデザインセンスはもちろんのこと
こんな色欲しかった、と思えるカラーや素材の豊富さも大きく影響していると思います。

カラー

豊富なカラー展開。
期間限定色も出たりします。

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素材について

素材はすべて牛革ですが、革へ施す加工がカラーによって異なります。
それぞれ特徴があるので、自分好みのカラーと素材を選んでくださいね。

ちなみに私が選んだのはGRAY。ガラスレザーで表面はつるつるしています。お手入れが簡単で見た目の劣化も少なく、とても気に入っています。

ヌメ調革　NUDE/BLACK

植物由来のタンニンなめしと、傷や汚れに強いクロームなめしを掛け合わせて仕上げたヌメ調の牛革。天然素材の風合いを残しながら、丈夫で扱いやすいオリジナルレザーです。使い込むほどに味わいが増していき、愛着の沸く素材です。

ガラスレザー　GRAY / BLUE / YELLOW / MINT / PINK

合成塗料でコーティングされたフラットな艶のある革。 撥水性が高いため水に強く、耐久性がありケアなど必要としないので扱いやすいです。

箔貼革 SILVER

シルバー箔をクロームなめしの牛革に貼り合わせた革。 光の加減ではシャンパンゴールドにも見える色味になります。

ウッドレザー　WOOD

きめの細かいキップのタンニン革に木目の型押しを施したオリジナルレザー。革の裁断する部分によって木目の表情が異なるため、ひとつとして同じものはありません。 また、ご使用いただくにつれ、独特の艶と色合いになり経年変化を楽しめます。 ＊写真の木目は撮影サンプルとなりますので、お届けの商品とは木目が異なります。

2年使ってわかったこと

iroseのシームレスショートウォレットを使い始めて、はや２年の月日が経ちました。もうそんなに一緒にいるんだね、驚きです。

２年間ほぼ毎日使ってきて思うのは、これ以上の財布には出逢えないかもしれない…ということ。

なんというか、表現がなかなか難しいのですが
とにかく使っていてノイズが少ないんです。

「もっとこうだったらいいのに」
「ここ、妥協して買ったからなあ」

日頃いろんなモノを使う上で、こう思うことがあるのですが
iroseのシームレスショートウォレットに関しては一切思いませんでした。正直な話、自分でも驚いています。

小銭入れは別で

これは同じ財布を使っている私の友人の話ですが、
小銭を入れる部分に仕切りがないため、取り出すときに出しづらい、あまり量が入らない。と言っていました。

そのため友人は小銭入れは別で持ち、iroseのお財布にはお札やカードを入れて持ち歩いているそう。
財布が常にスマートな形を保ってくれるので、小銭入れは別で持ってもいいですね。

ちなみに、iroseから小銭入れとして使えるお財布も出ていますよ。

次もこの財布を使いたい

もし、今使っている財布がボロボロになってしまったとしても、私は同じ財布を買って使いたいと思います。
それくらいに私のくらしに必要不可欠で、とても好きな財布です。